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島メシあれこれ


干潮時刻、気にしてますか?

2007年04月29日

海のそばに住んでいなければ、たぶんあまり気にとめる事もなく暮らすんじゃないかと思う
海の満干潮の時刻と潮。ついでに言えば、月の満ち欠けも気になります。
というのは、春先の大潮はとても潮が引くから。
いつもは海の下で見えない場所が干上がって、そこまで歩いて行けるとなると・・・

やっぱり潮干狩り。
好きな人は、新聞や天気予報の干潮時刻、さらに月齢や潮位もしっかりチェック
バケツと貝掘り道具を持って、干潮時刻の2時間ほど前から浜へ出かけます。

今日の潮干狩りの結果

そういえば私も子供の頃、祖父母や曾祖母と一緒に貝掘りしたよなぁ~
なんて思いつつ、ガリガリ。(でも、あんまり上手じゃない)
今日、探し当てた貝はこのくらい。

小豆島の海で採れた島育ちのアサリ

海水をペットボトルなどに汲んで持って帰るか、3パーセント程度の塩水を作りバケツなどに
貝と塩水を入れ、新聞紙などでフタをして暗くしてやり1日ほどかけて砂やゴミを吐かせます。
フタになる物は、かぶせておくのがおすすめです。
元気な貝は塩水をピューっと吹きますから。

今日のアサリはワイン蒸し

とーってもたくさん採れた時には、茹でてむき身にして
アサリのしぐれ煮を作るって人もたくさんいます。
さらに手間をかけるのであれば、むき身を干して保存するという手も。

今年に入って酒蒸しや、おつゆに仕立てたものは何度か作ったので
今日は、ワイン蒸しにしてみました。
オリーブオイルにニンニクを刻んで入れて火にかけ、香りが移ったところへ
アサリと白ワイン(これ、冷蔵庫の飲み残し (^^ゞ )を入れ、ふたをします。
気分でバターやコショウをちょこっと入れ、畑のパセリを散らして出来上がり。
茹で上がったスパゲティを入れれば、ボンゴレに。

春先、小豆島に来た時に、うまい具合に大潮の日の干潮時刻に当たれば
潮干狩りはいかがですか?

イタドリ、ご存知ですか?

2007年04月22日

春になると、山のあちこちでイタドリが生え始めます。
地方によって様々な呼び名がありますが、折るとポコンと音を立て、中が空洞で
かじると酸っぱい!でもみずみずしい、あの山菜です。

枝や葉の出ていない食べごろのイタドリ

この辺では夏頃には木のようになってしまうイタドリも、四国の高知県では食材として
春に収穫されてしまうので木になる事なく食べられているような気が。
かくいう食いしん坊の私も、初めてイタドリのお惣菜を食べたのは高知でした。
煮物や、ぴりっと辛く味付けしたものは、ご飯もお酒もすすむハズ。
シャキシャキとした歯ざわりは、ハチク(細い筍)のようでもあります。

もうずいぶん前に知人のお父さんがイタドリのジャムが最高!と言っていたのを思い出し
今年は久々にイタドリジャムを炊いてみました。

収穫したイタドリは、大鍋に入るくらいの長さに切り、40度ちょっとのお湯の中で
15分ほど漬けておきます。これは皮をむきやすくするため。
熱湯にくぐらせたり、熱湯をかける方法よりも一度に大量に処理できて楽チンです。
お湯にくぐらせる場合も決して茹でてはいけません。
食べた時のシャキシャキ感がなくなってしまうのです。
さらに、根元の方向から穂先に向かって皮をむいていきます。
皮をむくと見た目は、鮮やかな緑色でセロリかアンゼリカの蕗のよう。

惣菜用に下ごしらえをするには、ここで水に半日以上つけて酸味抜きをして塩蔵したり、
一口大など適当な大きさに切り塩をして保存用のビニール袋に入れ冷凍すると良いらしいのですが
ジャムにする場合、私は酸味を抜かずにここからいきなり切って作り始めます。

湯に浸け皮をむいたイタドリを刻んだもの

繊維が残っている感じが好きな人は、ざくざくと輪切りに
なめらかな感じが好きな人は、なるべく細かめの輪切りにし
皮をむいたイタドリの50-60%の砂糖をまぶし、水気があがるのを待ちます。
水気があがれば、火にかけ、最後に青臭みを消すために、レモン汁を加えてできあがり。
煮沸消毒したガラス瓶に入れ、脱気して詰めれば日持ちします。
(砂糖の量を控えめにした場合は、なるべく早めに食べきってください)
りんごやイチゴと一緒に炊いてジャムにしてもいいかもしれません。

包丁もあればセラミックなど金気のないものを
鍋も、ホーローやステンレスを使ってくださいね。

ちょっと竹のような独特な青みがあり、甘酸っぱいイタドリジャムを
クラッカーと一緒に食べてもらったら、意外にとってもウケました。
クリームチーズも一緒でもよかったかな?

いたどりジャムをクラッカーにのせてみました

皮をむいた時点での総重量が半分以下になる、廃棄率55%はありそうなイタドリ。
たくさん採ったら、きんぴらのように炊いたり、佃煮にしたり、ハチクを炊くようにあっさりと
炊き合わせて煮物にしたりという食べ方もおすすめです。
下ごしらえにちょっと手間はかかるけれど、気になる人はどうぞお試しあれ。

きのこ狩り

2007年04月15日

ここのところ、何かを取ってきました!という内容が続いておりますが
行ってまいりました、今回はキノコ狩り。
「山に、こんなキノコが生えてて、食べられるんですよ、知ってますか?」
と教えていただいたのです。うれしい~♪

収穫してきた小豆島のアミガサタケ

で、採ってきたのはコレ。
このキノコ、トガリアミガサタケという名前です。
食べられるし、食べてる人もいる、という話までは聞いていたのですが
どうやって料理するのかな?と思っていたら、フランスではアミガサタケは
モリーユという名前で春のきのこ、実は結構高級品というところまでわかりました。

切ってみると空洞になっていて、見た目がイマイチ?なので
和食でこのキノコを使った料理というのは聞かないけれど
必ず加熱して食べよ、とのことらしい。

そして肝心な味付けは、クリーム系とあうらしい。
というわけで、初チャレンジで作ってみたのはこんな感じ。

鶏肉のソテー 小豆島のトガリアミガサタケとグリーンアスパラのクリームソース添え

トガリアミガサタケをバターで炒め、白ワイン、チキンブイヨンを少々。
生クリームと青みの野菜はグリーンアスパラを入れ塩コショウ。
鶏もも肉をオリーブオイルで焼いたものに、これをかけてみました。

トガリアミガサタケのクリームスパゲティ

さらに、トガリアミガサタケを形揃ってるのに、もったいな~いなどと思いつつ
みじん切りに。オリーブオイルとにんにく、トガリアミガサタケを炒め
チキンブイヨンと生クリームを加え、塩コショウで味をつけて
きのこクリームスパゲティ風に。好きな方はチーズをかけるといいです。
あれば、少し太めのパスタの方がソースとよく絡んだかも?

エリンギやエノキダケのような歯ごたえというわけでもないし
椎茸のような風味でもなく、舞茸のような風味でもなく
しめじのように、少しほろ苦いような風味があるわけでもなく
クリームとあわさって、きのこ風味がよくきいておいしかった~♪

よし、これはまた探しに行かなくちゃ。
こんな料理法で食べるとおいしいよ♪という情報があれば
ぜひぜひ投稿をお願いいたします。

きのこ狩りは、必ずキノコに詳しい人と一緒にどうぞ

まて、マテ~!

2007年04月07日

春本番の今日は潮干狩り日和。
今日は、ずっと噂に聞いてはいたけれど実は初めての潮干狩り。
特にコツもいらず、簡単という噂を聞いて塩を持参して浜へ。
アサリじゃなく、まて貝を採りました!

浜の砂の表面をすーっとかいてみます。
とすると、穴発見。
穴に塩を入れて待つと・・・

小豆島でマテ貝堀り・貝の穴探し

あ、出てきた、出てきた。
でもでも、焦りは禁物。まだまだ。
よーし、このくらい出てきたらチャンスかなー?

小豆島でマテ貝堀り・貝が出てきた!

それきた~!!!
と、引っ張ります。上までうまい具合に貝が飛び出していると
スルっと抜けるのだけれど、砂に潜ろうとしているところを引っ張ると
結構力があります。身がちぎれないように、少しそーっと加減して引っ張り出します。

小豆島でマテ貝掘り・貝を引っ張り出します

たまに、逃げられちゃったり、塩を入れていても飛び出てこなかったりするけれど
まあ、そんな事もあるさ♪と。穴が大きいほど隠れているマテ貝も大きめです。
この貝は、どうやら二枚貝。さて、どう料理しようかな?

小豆島でマテ貝掘り・マテ貝ってこう見えても二枚貝です

瀬戸内では、それほど珍しくない貝なのでスーパーで売っていたりもします。
ワケギのぬた和えの具にしたりするのもポピュラーだそうです。
あーおもしろかった、明日も行こうかな?

郷土料理レシピ わけぎのぬたあえ
http://www.pref.kagawa.jp/nousui/aji/3/183.htm

ワカメがり?

2007年04月01日

今日のウチのうどんは「春色うどん」
浜に行って採ってきたワカメ、畑の菜花、いただきもののシイタケ。
そして材料の手延べうどん、だしの素、醤油、具も全部小豆島産。

本日の我が家のうどん・小豆島の浜採りワカメと椎茸・菜花のっけ

今までは、もらうばっかりだった生ワカメ。
刈れば採れるよ、と教えてもらって参加してきましたワカメ狩り。
海の中をのぞいてみると、茶色いヒラヒラのレースのリボンのようなものが
見えていますが、これがワカメです。下に見えている緑色はアオサかな?

小豆島の海中でそよぐワカメ

水中にカマを入れ、わかめを刈ります。
特に難しいこともなく、あとは引き上げるだけ。
陸から刈る場合、干潮を狙って行っても水深があるので、その辺は注意が必要です。

小豆島の生ワカメ・最初は薄茶色

刈ったワカメを水洗いし、湯通ししてみます。
生の状態だと、茶色いワカメ。
これからがおもしろいんですよ~。

小豆島の生ワカメ・鍋で湯通しすると

ほら、お湯に浸かったところが緑になった!
ほんの一瞬なんですが、この劇的な色の変化がおもしろい。
そして、引き上げてみると

小豆島の生ワカメ・鮮やかな緑色になりました

きれいな緑色のワカメになりました。
出てきたばかりのワカメは、芯もまだ柔らかく
ゆずポン酢をつけて食べると、歯ごたえがシャキシャキ。
これは売ってる生わかめでは、あんまり感じられないはず。
あーおいしい!

これは小豆島の浜にいる亀の手・本物の亀ではありません

そして岩場の亀の手(本物の亀の手じゃないです、念のため)も採ったり
ウミウシが海藻の近くにいるのを見たりしながら1日、浜でよく遊びました。
ちなみに茹でたワカメは塩をすれば塩蔵わかめになり保存できます。
ゴワゴワっとしてしまわない、あと1ヶ月ほどがワカメの旬です。