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寒霞渓から銚子渓へと続くスカイライン。
銚子渓のあたりは垂直にそそりたつ岩肌と緑の
コントラストで、どこか外国の高地みたいな景色が
楽しめる。
「おサルの国」入り口のちょうど向かいに
「銚子の滝」はあり、滝壷までのちょっとした
トレッキングが楽しめるスポットがあるというので
やってきた。
どの観光地図を見ても「銚子の滝」は載っていても、
滝つぼへのルートは紹介されていないから、
知る人ぞ知る、って感じなんだろうか。
私もこのルートの情報はインターネットからだったし、
たいていの人は滝のそばにある展望台から眺めるだけ
なのかもしれない。

「おサルの国」の向かいの無料駐車場に車を停め、
西へ300メートル程行くと、ガードレールの切れ目にその
入り口がある。

石段をおりると、すぐに左右の分岐。
どちらが滝だと書かれた印もないのだけど、展望台の
方向から考えて左へ。すぐに滝までやってきた。

好天が続いていたので、この日の滝は水量が少なく、
あまり迫力はなかったけれど、銚子の滝、もともとは
「おちょこ」からちょろちょろと酒が流れるように、
ということからついた名前のようなので、
まさに由来通りの光景だったのかも。
見上げる岩肌と落ちてくる水、紅葉には早かったけれど、
青々したもみじが良い感じに水面に迫っていて
日本らしい、しっとりした雰囲気だ。
交通量の多いスカイラインのすぐ下というのに静かだし、
歩くといっても駐車場から10分程度のこと。
もみじや新緑の時期には、ピクニックにはうってつけだ。
今回、弁当を持っていかなかったのが、悔しい。
さて、先ほどの分岐に戻る。道は滝とは反対、
山を下る方へもしばらく続いていた。

この日は山歩きに適した格好でもなかったので
早々に引き上げたのだけど、もしかしたら沢伝いに歩ける
コースが作られているのかもしれない。
■神薗光子

姫路と小豆島を結ぶフェリーがする福田の界隈は、
こじんまりした小さな町。
港のすぐ近くに、「遠出浜海水浴場」という静かな
キャンプを楽しむにはうってつけの場所がある。

キャンプ場としてあるわけではないので、電源があったり
炊飯棟があったりという「便利」な施設はないのだけど、
清潔快適なトイレ(夏にはシャワーも使える!)に
駐車場という最低限の設備はあるし、テントをはって
寝るだけのシンプルかつ気軽なキャンプには申し分ない。

例えばライダー、それからサイクリストにシーカヤッカーと
いう人達が好みそうな場所かもしれない。
もちろん使用料なんてものはなく、混雑とは無縁そうな、
穴場的な感じなのがこれまた良い。
ここへは何度か足を運んでいて、前回は8月お盆の直前に
やってきたのだけど、島の南側の海水浴場は人人人の
大混雑だったのに対し、こちら遠出浜は地元中学生と
おぼしき一グループのみ。
ほとんどプライベートビーチ化していた。
フェリーが着くとはいっても、ほとんどの人がこの浜を
素通りしてしまうのかもしれない。

そして、目の前に広がる海の美しさ。
小豆島の東海岸というのは、人工物も少なく、
豊かな自然が残っているけれど、ここもまた然り。
人口の集中する島の南側とは透明度が格段に違う。
北側半分は人工の砂浜、南側には自然海岸が残してあって、
散歩がてら歩いていったら、2羽のトンビがあわてて
巣から飛び出してきた。
一つ難点を挙げれば、東向きの浜のため朝日が容赦なく
照りつけ、否が応にも早起きをしてしまう、ということかな。
事前に水の確保は必要になるけれど、港の方へ行けば何軒か
店があるので食材も合わせて調達できる。
【遠出浜海水浴場へのアクセス】
国道436号線を福田方面へ。福田港から南へ車で5分程度。
入り口に「田中河内介追悼の碑」がある。