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小豆島をぐるりと周回する国道436号線は、道幅も広く、快適なドライブが楽しめるのだが、一旦幹線道路を外れると昔からの島の道は細くて、傾斜もきつく、運転が得意でない私はいつも慎重な運転を強いられる。
坂をのぼりきろうかという辺りで、視界がパアっと開けて、海が広がった。

ここは小豆島の三都(みと)半島の先っちょ、地蔵崎。
島の最南端だ。
すぐ前が備讃航路。大小たくさんの船が行き交っている。
ここから眺める瀬戸内海は「さぬき百景」のひとつになっていて、なるほど、見晴らしがすごく良い。

岬の先端に立ち、毎日安全な航海を見守っている白い灯台が青空をバックによく映える。
対岸には五剣山が見える。
灯台の沖合い2000メートルが航路になっており、高松の海上保安部に聞いてみたら、一日にこの灯台の前を通る船は700隻位あるそうで、「瀬戸内海の銀座」とも例えられるらしい。

灯台から来た道を少し戻り、海側へ降りていくと、「釈迦ヶ鼻園地」という公園に出る。
駐車場、トイレ、芝生の広場があり、一休みにもってこいの場所だ。

海へも歩いていける。芝の広場を抜ければ、白浜と呼ばれる白い砂の長いビーチがある。
小豆島という所は複雑な海岸線と島々を背景に島のあちこちに夕日スポットがあるのだが、この地蔵崎もそのひとつ。

沈んでいく夕日と、穏やかな波の音。
対岸の夜景、海を照らす灯台の明かり。
次にここへ来る時は、夕暮れ前からテントを設営して、一晩かけてゆっくりと夜の海を楽しむ贅沢を楽しみたい。