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しまやど奮闘日記


旅行体験

2009年03月12日

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家族と北に出かけました。
旅行というのは、久しぶり。

いつもお迎えばかりしているけど、
お客さんはこんなところからも来る。

船に乗って、車に乗って、飛行機に乗って。

お客さんと逆の旅。

こんな風に新鮮に映る、
当たり前の景色を前に、
見えなかったことを見るとか、
知らなかったことを知るとか、
旅は、自分の中を歩くのか。

お土産は鞄にもフィルムにも納まらないもの。


船うどん

2009年03月07日

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最終のフェリーできつねうどん。

お休みを、いただきます。

里帰り

2008年07月20日

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岡山港からの船が満員だった。
大きな船なのに、相席になるほど。
こんなに混んだ船に乗るのは、はじめて。

私の後ろに座ったおばあちゃんの飴のハッカの香り。
うきうきとこぼれる夏休みの匂い。
みんな遊びに行くのだ。
私はこれから仕事に行く。

私は港に降り立つとき、帰ってきたなと思う。
岡山であろうと、土庄であろうと。

海開き

2008年07月16日

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待ちに待った、休館日。
宿の仲間と瀬戸ビーチ。

今日は心置きなく、飛び込もう。
貝や魚を探したり、西瓜を割ろう。

これから一年は企画室に缶詰だから、
今年はしっかり肌を焼くことにする。
白いままだと、頭でっかちになっちゃう。

夕食は手巻き寿司にしよう。
マルナカにお財布投げてカゴの中は大漁。

仕事も休みも、することが変わらない幸せ。
料理や配膳が本職の、食いしん坊ばかり。

四方指より

2008年05月21日

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料理長と、山に。

上の方は、ほの寒く、
上のよもぎは、まだ若く。

上の方から見渡せば、合点がいく。
何のことはない、という気にもなる。

春の大師市

2008年04月21日

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あるじの日誌によると、24℃の昼間。

どこからともなく、おじいちゃん。
ここぞとばかりに、おばあちゃん。

植木の露店を三往復。
迷いに迷って、ハナミズキ。

メンテナンス日

2008年03月12日

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サービス勉強会。
今日は休館日、みんなで高松へ。

まずは生ビール講習会。
あるじを囲んで食事会。
それから接遇の講演会。

休みの日にも、楽しい仲間。
サービスも日々、メンテナンス。

夜景ツアー

2008年02月14日

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お休みの日。
今日は「お客さん」になって、
碁石山のツアーに連れてってもらおう。

家を出るとき、一寸迷って、ヒールを履いた。
ガイドのあるじに「お嬢さんや」と笑われながら、
宿の石畳や、山の石段を、気をつけて歩く。

あるじ、お客さんは「お嬢さんや」からね。

行きのおしゃべり、帰りの沈黙。
お参り、夜景、満天の星。
宿の明かり、出迎えるスタッフ。

ひとつひとつが意味を成して、
「お客さん」とは想像を絶するものだった。
ただ、山に行ってきただけでも。

石門

2007年10月25日

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サービススタッフの勉強会、秋の部。
続いては、寒霞渓の散策。

海に、山にと、美しいのに慣れきって、
振り返って海があればと、なお欲張る。

石門にレースのような蔦。
紅葉にはもう少しのところ。

自己満足

2007年09月20日

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島に来るとき、一つだけ迷った町。
思い出して、訪れてみる。

ぼんやりした目には、ぼんやりした景色しか写らず、
こっちを選んだら、どうだったかという思いが
一瞬かすめたけれど、イメージは湧かない。
私はもう、お客さんでしかなかった。

そこここの美しさはあって、住めば都と言うけれど、
性に合うという必然性も、確かにあったと着地した。
何気なく歩いてきた道が、実は一本の綱だったと
振り返って鳥肌を立てるような、意味のある無駄。

渡ってしまえばなんてことないけど、
戻れるかと言うと、そうはいかない。

選択が合っていたかどうかは、私が決めること。
今を、今好きでいると知れただけでも、充分だ。

さて、島の暮らしを満喫しようっと。

休憩タイム

2007年07月26日

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夏風邪の島母さんを、「リハビリ」と言うて呼び出し、
新しいカフェに、「視察」と言うて居座る。

此処はどこで、私はだれか。
慣れてもいいけど、だれてはいけない。

たまには「お客さん」に、簡単にトリップ。

それから島へ

2007年07月13日

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そして、妹を連れて島へ。

自ら選んで暮らすところを、どれだけ見てもらえるか。
私の日常を厳選しても、自転車の範囲で日が暮れる。

ゲストを案内することで、自分と自分を置いている環境に気付く。
いつの間にか、島に慣れていることの、嬉しさと淋しさを思う。

妹と、寝起きするのも久しぶり。
ゆっくりと濃密に過ぎていく時間に、あらためて驚く。

姉妹の話は尽きるはずもないけど、それぞれに充足して、
来た時間、来た船に、一人は乗って、一人は見送る。

街へ

2007年07月12日

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連休をいただいて、離れて暮らす妹のところへ。

人やモノの多いこと。そびえ立つ建物の高いこと。
久しぶりの電車。人工の島から出る船。

お客さんは、例えばこの街から、例えばこの船で来る。
そのことを思えば、島に帰ってからの私のすべきことの
なんと単純で明快なことか。

ぼんやりと過ごしても、とりとめのない思いつきは数多く、
お休み明けはうかうかしていられないな、と思いながらも、
とりあえず感じるままにしておいた。

島遊び

2007年06月14日

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休館日に勉強会と称して島で遊ぶ。
お客さんの目には、何が映るのか。

客室清掃を終えたスタッフとも、山の上で合流。
波切不動さんの前の狭い岩場に、宿のスタッフが
ぎゅっと集まって、宿を見下ろしている不思議。

ずっと島に住むスタッフが、景色に感動して思わず、
「小豆島って大きいなぁ」と言うたのに、感動する。

私はよそから来て、今はここに住んで、
ここで働くことが日常だけれど、お客さんは違う。
みんなでこの景色を見れて、良かったなと思う。

曇っていて、夏至観音さまはおいでなかったけど、
牧場には牛たちが、草を食んでおいでた。

ざんざん

2007年06月08日

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久しぶりの「家」は、変わらずにそこに在った。
私が居ようが居まいが、変わらずに居る家族。
ガレージの天井に、今年も帰ってきたツバメ。

一日として同じ日はないけれど、細やかな変化を
当たり前に飲み込みながら、図太く、変わらずに続く
「日常」というものへの憧れを、つよく感じた。

たくさん寝て、海を渡り、今日もまた仕事へ。

夜になってから、突然の激しい雷雨。
久しぶりの、停電するほどのざんざん降りでも、
畑が潤うこと、空が磨かれることを思えば、
嬉しいかなという程度の、些細なできごと。

のぼり鯉

2007年04月21日

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雨のこいのぼり。
みんな上を向く。

シンパク

2007年04月20日

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初めての宝生院。
境内にひっそりと、大きなシンパク。

一つの木なのに、一つの森のようだった。

雨が地面まで届かないほど。
別の木が宿るほど。

休日観光

2007年04月05日

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おかみさんと映画村へ。
たまにはお客さん気分で。

うれしかったのは、温かい揚げパンと、
愛想の良いこぶ鯛、いちめんのなのはなと、
元気に泳ぐこいのぼり。

畑日記 3/28

2007年03月28日

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休みの日、よく晴れて、暑いほど。
おばあちゃんとじゃがいもを植える。

種芋は縦に切ること。切り口に灰をつけること。
することが何でも新しく、「なんで?」と聞いても、
おばあちゃんは、「さぁ、なんでやろ?」と言う。
それでもう、聞くのをやめて、考えるのをやめて、
じゃがいもが気持ち良さそうに埋まるのだけ見た。
ずっとやってきたおばあちゃんの勘のようなものを、
見て、感じて、吸収したいと思って。
その方がつよいし、難しいことは分からんし。

「上手にしたら、十倍やって」 「へー!」
「たのしみたのしみ」 なんて言いもって。

そうは言うても、元肥を入れんと土をかぶせたり。
仕事よりも畑端でのおしゃべりのが長かったり。
こういう、おばあちゃんのおおらかさが肥やしになって、
あんなにもりもりと、うまげな野菜になるのだな。
今日のこの芋がいつか育って、掘られて、料理されて、
運ばれて、口に届いて、お客さんが笑うとこまで、
ずっとずっとそばで見ていられることの嬉しさよ。

おばあちゃんの持ってきてくれた畑でのおやつ、
剥きやすいようにと、八朔の皮に十字の切り目。

お昼には三太郎の天釜を二人してぺろりと。

帰島

2007年03月15日

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島に帰る船についてくるジョナサンたち。
島に戻るのを「帰る」と言う自分に気付く。