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しまやど奮闘日記


特別な日々

2006年09月14日

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今日の私のお客さんは、ご姉妹とその旦那さん。
七回忌を迎えたお母さんの島遍路の足どりを辿る旅なのだそう。
全てを巡ることはできないけれど、今日はきれいに晴れてくれたので、
笠ヶ滝などの山岳霊場にも行けたと喜んでいらっしゃった。
私は、お母さんもここに来てくれているつもりでおもてなしする。
「星空ツアー」は碁石山のお参りもかねているから、是非にと誘う。
出かけるころには夕方まで出ていた薄い雲もすっかり晴れて、星が出た。
お母さんが喜んだから、晴れたのだ。

宿にはお客さんのつよい想いが入り込んでくる。
お迎えするたびに、館内の空気が濃くなっていくのがわかる。

同じ晴れの日に、カヤックを楽しんでいらしたお客さん。
四年越しの想いで、旅日記を手に、いらしたお客さん。

毎日の、ひとりひとりの、想いやものがたりはさまざま。
誰かにとっての特別な日が毎日つづく、宿というところ。

コメント

亡くなった方を想う時、その人の傍にその方は来ていると私も思います。きっとお母様はナミさんにも「ありがとう」と言っておられますよ。
お客様の特別な日のおもてなしができる宿のお仕事って、素敵ですね。

私もこの間、おじいちゃんのお墓に参って
おじいちゃんが生前に住んでいた家に訪れたとき、
それまで降り続いていた雨が、すっと止んだのです。
そして、玄関から誰かの入ってくる気配がしました。
実際には誰も入ってこず、けれど何も怖くなくて、
私はそこでご飯を食べて、お昼寝をして帰ってきたのでした。

あのとき、おじいちゃんは帰ってきてたと思う。
思う私の中で、まだまだ生きてる。

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