

島に来て、虫があんまりこわくなくなった。
私もよそ者だし、ただ此処を気に入って、棲みついているだけ。
でも、宿に出てきて困る虫はたくさんいる。
ムカデ、ヤスデ、ゴキブリ、クモ、アブ、ハエ、蚊…
敷居を越えてしまっただけで害虫になってしまうのは心苦しい。
私としては、できるだけやっつけずに逃がすようにしたいのだけれど、
お客さんから頼まれたときには、確実にしとめないといけない。
遠くからはるばるいらしていただいているのに、
安心してゆっくりと過ごしていただけないのも、また違う。
本当に、この夏はアブが多かった。
私は、何度靴下を脱いでお風呂に出動したことか。
でも、外にはたくさんいるのだから、結局キリがないのだ。
やっぱり殺生はいやだな。ジレンマジレンマ。
「あはれ蚊は殺してはいけない」とお客さんに教わったけれど
おにぎりを握っているとき、土鍋を洗っているとき、電話にでているとき、
彼らは手が塞がっているときを狙ってくるほどに小賢しくて、かゆい。
あぁ、ジレンマ。
年によって、発生する(よく見かける)虫が違うのって、不思議ですね。
どんな生態系の仕組みなんでしょうね。
オリーブ王子も、今年はアブが多くてと言っていました。
本当に不思議ですよね。
アブは温かいものに寄ってくるみたいで、
到着したお客さんの車にたくさん
集まってきたりして本当に大変でした…(涙)
大きな羽音がこわいのです。