

青い海、青い空。
小豆島はもう夏ですよ!
ちょっと冷たいけど、泳げます。

小豆島霊場88ヶ所の1つ、第60番札所江洞窟(地元の人は「ごうとうくつ」と呼びます)へ行ってきました。今年初めに落成式が行われたばかりで、とても立派になっていました。
この江洞窟とても不思議なお寺なんです。
まずはその場所。
江洞窟。その名のとおり漁港の奥の岩壁の下に開いた洞窟にお寺があります。そしてこの洞窟の床面は海面より低いそうなのですが、一番奥には真水の湧く井戸があるんです。昔はここを通る船が立ち寄って飲料水にしたといわれています。(最近はやや塩分が混じっているそうです。)
次にご本尊。
江洞窟には七福神の1人である女神様、弁財天が祀られています。うちのそばの弁天島にも弁天様がいらっしゃるのですが、ここの弁天様は首から上の病気に大変おかげがあるそうで、多くの方がそのご利益を求め訪れるそうです。もちろん僕も頭がよくなりますようにとお祈りしておきました。
さらには大岩。

江洞窟のある岩壁からは、なぜか丸い大岩が生み出されてくるんです。
大師堂にもそのうちの1つが壁の中に埋もれています。この大岩の向こうには悪行三昧の竜が弘法大師空海によって閉じ込められているとかいないとか・・・。
建物が改築された際に、この岩の表面には梵字の「ア」(あうんの呼吸のア。万物の始まりを意味します。)がどーんと刻まれたようです。昔はただの岩だったのにずいぶん立派になっちゃって。(笑)
お寺の上の岩肌にもいくつか丸い岩が飛び出てきているのを見ることができます。

さらに海のほうを見ると、たぶん上から落ちてきたであろう大岩がごろっと転がっています。まるで怪獣の卵です。
きっと雨や風が何百年、何千年という時間をかけて削りだしたんでしょう。この岩が落ちてきた瞬間を見てみたかったな。自然って偉大です。
江洞窟、一見の価値ありです!カヤック乗って江洞窟へ島へんろもいいかもしれませんね。

今年最後のカヤック。
海は透明。冷たい風もきもちいー。
やっぱり海はいいね。
海よ、空よ、風よ、今年一年ありがとう。

日暮れが早くなりました。
暗くなる前に帰りましょう。

「おとーさん、もっと漕いで!負けちゃうよー。」
手に汗握るゴール前のラストスパート。

雨上がりのカヤック。午後には晴れてきた。
空気は透明、海はキラキラ。
気持ちがいいぞ。
イェイ!

あたたかくなると浅瀬にやってくるあいつ。そいつの名前はアメフラシ。
今年初のアメフラシを発見!
でろーん。ぬめぬめ。ずっしり。
男性よりも女性のほうが積極的なんですね。(彼氏、結局触らず・・・)
このアメフラシ、ちょうどこれからの時期、深場から浅瀬へ交尾・産卵にやってきます。
見つけたらそっと触ってくださいね。いじめると紫色の液(特に毒はありませんが・・・)を出しちゃいますよ。

海であそぶには良い季節となってきました。
昨日の海はまるで初夏の陽気。
暑くもなく、寒くもなく、爽やかな南風が吹く海で、の~んびりしてきました。(スギ花粉もだいぶ減ってきたし、うれしいな。)
しかし、気持ちがいいからといって油断は禁物。この時期の紫外線は夏並みに強いんですから。GW中、野外で遊ぶ際には日焼け対策忘れずに。

さくら。
菜の花。
青い空。
ホーホケキョ。
山にも春がやってきました。

この季節、朝になると誰もが布団の中で思うこと。
「あと10分。いや、もうちょっとだけでいいから寝かせて。」
それでもやっぱり人間は、これ以上寝ているとやばいという時間になると、布団から飛び起きて、寝ぼけ眼の顔を洗い、服を着替え、仕事に出かけていくのです。(なかにはそうじゃない方もいるかもしれませんが。)
そんなあわただしい人間の生活とは裏腹に、自然界の中には寒い冬になると、穴の中や樹の洞でひたすらじーっと眠り続ける動物たちがいます。気温が下がり、餌が少ない冬の季節に、動物たちが生き延びていく1つの知恵なのです。
小豆島のとある山の奥深く、小さな洞窟がひっそりとその口を開けています。冬の間、この洞窟の中ではある動物が眠っています。
それはなにかといいますと、天上からぶら下がって逆立ちのまま冬眠をしているコウモリくんです。
先日、そのコウモリくんたちに会いに行ってきました。

「すべんなよ!」
晴れてはいるものの寒いこの日。前日降った雪が薄っすら積もっている森を抜け。

「ころぶなよ!」
岩ごろごろ地帯を抜け。

「落ちんなよ!」
1歩踏み外すと奈落の底の危険地帯を抜け。(一部フィクションが入っています・・・)
気分はインディージョーンズ!
険しい道のりを登ること約1時間。僕たちはコウモリ洞窟に到着したのでした。
「心の準備はできましたか?」
「はいっ!」
「それでは突入!」
眠っているコウモリくんたちを起こさないように、そーっと穴の中へと進んで行きました。

「おー!いました。いっぱいぶら下がっています。」
小さな小さなカギ爪を岩のくぼみに引っ掛けて、たくさんのコウモリたちが洞窟の天井にぷら~んとぶら下がっていました。
薄い膜のような羽で体を包み込むようにして眠っています。こんなに近くで観察できるのは冬眠中ならでは。ちなみに、この洞窟に多く生息するのはキクガシラコウモリ。足先から頭まで約12cmの大きさです。顔の中心にあるぐしゃぐしゃっととした特徴的な鼻(ここから超音波を出す)もしっかりと見ることができました。
最後は懐中電灯の明かりを手で覆い、コウモリたちと一緒に闇の静けさをしばらく共有し、洞窟を後にしました。

「ふー。やっぱり外の空気はおいしい。」
洞窟から出ると、太陽の光のありがたさと森の新鮮な空気のありがたさを実感しました。
この時期にしか体験できないコウモリ洞窟探検ツアー。みなさんもいかがですか?