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天孫降臨の謎を解く2
熊本県八代市に町おこしとして設立された「河童共和国」というのがある。
実は熊本県は河童伝説が豊富なのだそうだ。
その伝説とは「九千坊という文武に優れた指導者の率いる河童が、来航し、八代に上陸した。」というものらしい。
そして熊本には古来から【オレオレデライタ】という謎の言葉が伝えられているという。
この言葉を中国語に訳すと「呉人呉人的来多」となるそうだ。
つまり九千坊とは、呉の国からやってきた集団のリーダーだろう。
これは前号で書いた「海に消えた陶濬率いる2万の軍勢」と何か関係がありそうだ。
熊本と言えば狗奴国。男王卑弥弓呼、其の官に狗古智卑狗である。
魏と親交があった卑弥呼率いる倭国連合軍に属さず敵対していた国なので、呉からの渡来者を快く迎え入れたと考えてもおかしくない。
なお余談ではあるが、熊本の豪族である菊地一族の先祖は狗古智卑狗ではないか、と私は思っている。
さて、調べてみると意外と「呉」は日本と関係が深そうだ。今でも呉服というが、これは呉から伝わった服が語源らしい。また、呉市などはそのまんまである。
そのまんまと言えば、そのまんま東氏は宮崎県知事になった。宮崎は日向の国である。
ここで、呉→呉市→そのまんま→そのまんま東→宮崎→日向→高千穂→天孫降臨と1本の糸で繋がるのである。これはすごい。予想外だ。
予想外と言えば「予想外割引」のソフトバンク社長は、呉の皇帝と同じ名字である孫正義氏だ。
彼もまたIT業界の「天孫降臨」である。私のケータイもSBMである。と、持ち上げておけば小豆島がYahoo!BBのサービスエリアになるかもしれない。期待しよう。
と、書いていて気が付いた。なぜ「天子降臨」ではなく「天孫降臨」なのか。
これはやはり記紀の編者が「孫氏(呉王)」がやって来た、という一つのヒントを残したのではないだろうか?
以下次号
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